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米研ぎして充分に浸水された米は芯までアルファ化が進み、粘りのもとになる網状構造がはっきりみられます。細胞の間に適度な空間が生まれ、ふっくらと良好な食味に仕上がります。充分に浸水することで旨味成分と栄養素が引き出されるとです。 |
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米研ぎが不十分で、浸水が足りないお米は十分な糊化が妨げられ、細胞膜がそのまま残った状態で、良好な網状構造は見られません。写真から見ても明らかに硬そうで、粘りのないぽろぽろしたまずいご飯になるとです。 |
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もち米はアミロースをほとんど含んでないため、糊化が早くなり、表層部では糸状の糊によって網目状の構造になっています。また内部構造も立体的な網目構造で、このことがご飯の柔らかさ、弾力性、粘りに大きく関係しています。 |
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上のもち米の写真に比べると網状構造の違いがよく分かります。もち米に比べるとあっさりした構造で、もち米ほどは粘らない様子がよく分かります。こうしたうるち米の良好な網目構造の有無は、美味しいお米の良否を左右する重要な要素です。美味しいご飯は必ずこの網状構造になっちょります。 |
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