米ヌカには、発酵微生物群が必要とするリン酸、マグネシウム、カルシウム、ビタミン類などが多く含まれちょるげな。中でもリン酸は、稲の新陳代謝を促進させマグネシウム・カルシウムに関しては、お米を甘くする成分として認められちょっちゃが! また、米ぬか発酵肥料には苦土などミネラル分も多く含まれちょるかい、これがゆっくりと効くことで元肥だけで追肥・穂肥の役割まで果たしてくれているそうじゃ。(ご飯に粘りを増す) こんげ素晴らしい素材でも十分発酵させて利用せんと、微生物が急激にヌカを分解するこつで土中が酸欠状態になって作物の発育障害などの抑制作用が出てしまうとよね。こん為に昔は、ヌカの利点を認めながらも利用する人は限られてきちょった。 そんな中当店では特定農家の理解をもろて、牛糞に米ヌカを混ぜ合わせ十分発酵処理させた米ぬか発酵肥料をお米の栽培に利用してきたとよ! また田んぼには、優良な微生物が繁殖し易くするために、酸素を土に多く取りこむモミガラや稲ワラを入れちょるっちゃが。こういった条件で糸ミミズや水中を漂う藻類などが大量に繁殖し、これが翌年に働く微生物の餌にもなっちょります。 これ以外にもヌカの効果は、ものすげぇ〜あるけんども書き切れんかい今回は、これぐらいにしちょくはね!
お米ん味には、品種、気温、水質、日照時間、土壌、土壌に合った肥料などいろんな要素がからむちゃが。 そん中でん一番大事なつは、品種じゃが。一般に米どころといわれる新潟県でも農林1号(森田早生+陸羽)が開発されるまでは、スズメもまたいで通るといわれたほどの悪質米産地じゃったとよ!それがコシヒカリ(農林1号+農林22号)と出会ったことで米どころとしての名声を上げたってす。これで解かるように一番大事なつは、産地じゃねして産地の風土に合った品種がお米を選ぶ上で大切じゃと思っちょります。宮崎ではヒノヒカリ(コシヒカリ+黄金晴)が風土に適していて、コシヒカリの良食味を引き継いだまま黄金晴の温暖地に適した性質をを兼ね備えたお米としてコシヒカリ同等(私個人としてはヒノヒカリが上)の評価を得ちょります。 じゃけんどん、いくら風土に合った品種を栽培したからといって唸るほどのお米は出来ません。そこは品種の持った良食味の特性を十分引き出す肥料内容が大切です。 そこで当店では、米ぬかを利用したお米作りを推進しちょります。とにかく米ぬかは凄いパワーを発揮してくれます。
まず簡単に言うと元肥だけで追肥知らずじゃかい窒素分が抜けてお米の蛋白を下げます(蛋白が多いほどまずく、硬く、粘着性が悪くなる)また、ミネラル分を多く含みますのでお米が甘くなります。それに米ぬかで栽培されたお米は、なんでか1年経っても旨いと聞きます。これは、米ぬかで大量発生した有用微生物が稲の欲しがる成分を細かく分解して実のギッシリ詰まった酸化しにくいお米にしてくれるからじゃと私は思ちょります。 ここ以外でも旨い米作りをいている農家は沢山あるはずです。有名産地にこだわらずこれからは、産地に合った品種と肥料内容でお米を選んでくだい。
米専家では米ヌカも販売しておりますが只今品切れ中です。
籾殻只今在庫ありません!
次回は令和7年8月以降になります!